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Raspberry piとVolumioでネットワークオーディオを構築する

簡単なネットワークオーディオを構築する。

去年の11月にクラウドファンディングで手に入れたJDSoundのUSBスピーカーことOVO
を使う機会があまりなかったので自宅内で余っていたRaspberry pi Zero W Hと組み合わせて自宅内のネットワークオーディオを作ってみました。

OVOを使うアドバンテージ

USBを接続するだけで電源供給とデータ転送ができるので取り扱いが非常にしやすい。
また、DACも内蔵しており、ハイレゾ再生もできることもあって高性能なのも注目です。

https://www.jdsound.co.jp/products/ovo/

もちろんOVOに限らず、他のUSB接続のスピーカーやアンプと組み合わせるのも可能ですし
機器の組み合わせは個人のお好みで選んでみてください。

前提条件

  • 自宅内のWiFi環境
  • 作業用PCはMacBook pro
  • macOS Mojave 10,14.2
  • Volumio2 Ver2.526

用意したもの

  • Macbook pro 2014mid ※作業用
  • Raspberry pi Zero W H ※Wifiアンテナを搭載しているRaspberry piならば他の機種でも大丈夫です。
  • マイクロSDカード
  • JDSound OVO
  • NAS(ネットワークストレージ)
  • Volumio2

使用環境

自宅WiFiネットワークにVolumio2をインストールしたRaspberry piを接続し、
同ネットワークに接続したスマートフォンやPCから音楽の再生を行う。

手順の概略

  • Volumio2のDL
  • SDカードの焼き込み
  • ハードウエアのセットアップ
  • Volumioのネットワーク設定
  • 再生テスト

Volumio2のDL

Volumioはオープンソースのメディア再生に特化したOSです。
これを使うことで簡単に家庭内メディアサーバーを作ることができます。
まずは最新のVolumio2をDLしましょう。

https://volumio.org/get-started/

最近ではTinker boardとかのもあるみたいです。
ここではRaspberry pi用をDLします。

SDカードの焼き込み

Macでやる場合

SDカードをカードリーダーにセットします

ツールバーのリンゴマーク→このMacについて→システムレポートの順にクリックします。
ここで出る情報一覧のハードウエアの中からカードリーダーを探します。
ハード情報からBSD名をメモします。disk2s1というような要領で記載されているはずです。

次にアプリケーションのフォルダのなかからユーティリティを探し、その中にあるディスクユーティリティを起動します。
左側の中にSDカードがありますのでこちらを選択し、消去しフォーマットします。そして次にマウント解除を選択します。
続いてユーティリティのフォルダからターミナルのアプリを起動します。

おそらく開いた状態ではユーザー名が表示されているはずです。/Users/ユーザー名こんなイメージの状態です。

この状態で

cd Downloads

と入力し、エンター。
DLしたVolumioがダウンロードフォルダにいるか確認しましょう。
ということで

ls

と入力します。

このなかにDLしたVolumioがあるか探します。
僕がこのブログを書いてる時点では次のような名前で保存されていました。
volumio-2.526-2019-01-12-pi.imgここでファイル名をメモしておきましょう。

さて、これからSDカードにVolumioのOSを書き込む準備をします。

メモ帳を起動して次のような要領でコマンドを下書きします。

sudo dd bs=1m if=volumio-2.526-2019-01-12-pi.img of=/dev/rdisk2

if=のところにはDLしてきたVolumioのファイル名を、そして末尾のrdisk2にはメモしておいたSDカードリーダのBSD名から数字を引用してきます。
下書きしたコマンドをターミナルに貼り付けて実行するとパスワードの入力を求めらます。入力後に実行するとSDカードへの書き込みが開始します。
焼き込みの時間は5分程度あれば終わるかと思います。
書き込みが終わるとこのような表示が出ます。

2800+0 records out
2936012800 bytes transferred in 172.908288 secs (16980174 bytes/sec)

Finder上にbootという名前でSDカードが表示されたら書き込みは成功です。

ハードウエアのセットアップ

Raspberry piにSDカードをセットし、次にOVO(あるいはUSBスピーカー等)と接続します。マイクロUSB同士を接続するケーブルかあるいは、
マイクロUSB用のUSB-Aのホストになるコンバータを用意します。
これらを接続できたら最後にRaspberry piに電源を入れます。

Volumioのネットワーク設定

Raspberry piが起動するとWiFiネットワーク一覧にVolumioという名前のSSIDが表示されるはずです。
これは、Raspberry piがアクセスポイントとしてWiFiのホストになっている状態です。
ここに手元のパソコンからアクセスしてRaspberry piを設定していきます。

この時、手元のパソコンは外のネット世界に接続できなくなりますので注意が必要です。
まずは、自宅WiFiのパスワードを手元にメモしておきましょう。
そして、VolumioのSSIDに接続します。この時のパスワードはvolumio2です。
接続できるとVolumioの設定画面が表示されます。

最初は言語選択。私は日本語を選びました。

次にNameという項目の設定、これは、ローカルネットワークでRaspberry piに接続しに行く時のURLを自分で決めることができます。
デフォルトの状態でも構いません。この時に名前を変更した場合は手元にメモしておきましょう。
Nameの次はOutputを選択します。
I2S DACはRaspberry piのGPIOピンの端子から直接オーディオ信号を取る機器を接続した際に使います。
私はここではUSB機器を使うのでNOを選択しました。Select your audio outputの選択肢の中からOVOを見つけて選びます。
お手持ちのUSB機器を使う場合はここで選べます。

続いて、Network、ここからVolumioの載ったRaspberry piを自宅のWiFiネットワークに繋ぎます。
先ほど控えておいたWiFiのパスワードをここで使います。
次にMusicという項目の設定があります。新規のドライブを追加という項目をクリックしていただくと多分、
大体のケースでネットワークドライブを発見できずに失敗します。

ここでは一旦この設定を飛ばします。

Doneに移ります。Donate項目です。ここはみなさんの判断にお任せします。Doneをクリックして完了です。
Doneを押してしばらくすると設定画面が自動的に消えます。するとお手元のパソコンは自宅のWiFiへの接続に切り替わっているはずです。

この状態からVolumioにつなげるにはブラウザを立ち上げて次のURLを入力します。

http://volumio.local

なお、Nameの項目で変更を行った人はメモしておいた名前をVolumioから打ち替えます。
うまく行けば再生画面が現れるはずです。

これからVolumioにネットワークドライブの登録を行います。
NASの設定を確認しておきます。以下の情報を事前にメモしておきます。
パスワードを以外はNASの管理画面から調べられるはずです。

  • エイリアス…finderに表示されているNASの名前
  • IPアドレス…smb接続するときやサーバー移動のときに表示されるアドレス
  • パス…音楽データを保管しているパスをメモしておく
  • ユーザー名
  • パスワード

そしてもう一つの重要事項としては、NASの設定がSMB3になているかどうかです。
どうやらVolumioとNASの間の接続ではSMB3で行う必要があるようです。
こちらもお手元のNASの管理画面から変更を行いましょう。私の使っている機器ではSMB2に設定されていました。

これらの準備を行い、ネットワークドライブの項目から新規ドライブを追加を選択し、必要な情報を入力していきます。
NASのユーザー名とパスワードは拡張項目を選択することで入力できます。

設定がうまくいけば楽曲のサーチが行われてインデックス作成がされます。

再生してみる

楽曲を選んで再生を行うのですが、最初の再生で出力機器のボリュームがマックスになっていて爆音
が出る可能性があるので注意が必要です。(というか爆音が出てびびった。)
ボリュームは最小に絞ってからテストしましょう!!

最後に

今回はWindowsユーザーの方へのフォローがなくて申し訳ないですが、SDカードの焼き込み項目さえクリアしてしまえば
Windowsユーザーの方も使うことが可能ですのでぜひ他の方のチュートリアルと合わせて試して頂ければ幸いです。
Macユーザーの方は手元の画面でスピーカーの出力先としてVolumioが追加されているのに気づくかもしれません。
これを選択すればAir Playの出力先としてVolumioを選ぶことができます。ぜひ音楽再生以外でも活用してみてください。
Volumioの操作は同じWiFiネットワークに接続したスマートフォンやタブレットからブラウザで操作することが可能です。
パソコンをつけずに音楽再生をすることができます。

買い物リスト

機器名 写真 説明
マイクロSDカード 画像1 データをNAS側に頼る場合は安くて容量の小さなモデルで大丈夫です。
Raspberry pi3 B+ 電源付き 画像2 Raspberry pi 3 B+の電源付き、意外と適合するACアダプタを探すのに苦労するのでオススメです。
Raspberry pi zero WH 画像3 小さくてどんな場所にも置けるので今回僕はこちらを選びました。ケースに入れて運用するのがやはりおすすめです。
マイクロUSBのホストケーブル 画像4 Raspberry pi zero Wを使う場合はこちらも必要です。一つ用意しておきましょう。
USBスピーカー 画像5 USBスピーカーを使うとDACやアンプといったことを考えずにコンパクトに音が出せます。

作業をするうえで参考にさせていただいたページ。

https://efloral.jp/blog/archives/113


Raspberry Pi3にPyenvをいれてみた。環境構築メモ

ハード:Raspberry Pi3
OS:Raspbian Jessie
SSH接続して使う環境下での記録です。

pyenvについて

複数のバージョンが異なるPythonを一か所に共存させて切り替えて使用させることができる。
システム添えつけのPython環境をいじらないのでシステムファイルをいじりたくない場合に便利。
Python環境とライブラリをセットにして自分の開発環境を組んでおける。

githubに詳しい説明がありますのでこちらを読んでください。

自分の場合はPythonそのもののアップデートやライブラリの無尽蔵なインストールとアンインストール
などでシステム添えつけの環境を破壊してしまったら怖いのでpyenvを使ってみることにした。

通常の場合だとRaspbianのPython環境は以下の場所に収められている。

/usr/bin

自分の場合はPython2.7と3.4が入っていた。

pyenvを使うと、次のような配置で新しい専用の場所を確保し、Python環境を構築するようになる。
なんかへまをやっても/.pyenv以下をrmしてしまえばいいので大丈夫…なはず。

/home/pi/.pyenv

Raspberry Pi3に入れる手順

※Macユーザーの場合はhomebrewを使うことでインストールができるけどRaspbianはLinuxbrewを使ってもインストールできない。

インストールにあたり参考にさせていただいたサイトはこちらです。たくのこ Web Ubuntuにpyenvを用いてpythn環境を構築しました。

パッケージのインストール

sudo apt-get install git gcc make openssl libssl-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev

.pyenvを作成してそこにpyenvをクローンする。

git clone git://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

.bashrcにパスを設定してpyenvを使えるようにする。

まずは.bashrcを見付けよう。ということで/home/piに移動する。
次に以下のコマンドでフォルダの中身を表示する。

ls -a

オプションで-aをつけることで普段は見れないファイルやフォルダを見れるようになる。
せっかくなのでこの時にちゃんと/home/piの内部に.pyenvが作られているか確認しておこう。
続いて.bashrcを設定するべくエディタで開く。vim以外のほかの何でもよい。

sudo vim .bashrc

.bashrcはbashの環境設定が記述されている。
ファイルブラウズする際の色分けに関する設定や環境変数などを収めてある。
末尾に以下の設定を記載する。

export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"

.bashrcの変更を保存したら。

source .bashrc

のコマンドをたたいて変更を有効にする。

Pyenvの利用

まずは、いままでの導入作業が報われているか確かめよう。

pyenv

とコマンドをターミナルでたたけばちゃんと動くはずだ。

PyenvにPythonを入れてみる。

そのままの状態ではpyenvの環境は空っぽなのでお好みのpython環境をインストールしてやる必要がある。

pyenv install --list

pyenvでインストールすることができるpythonのバージョンを一覧で見ることができる。
また、パッケージ管理ソフトもあるので好きな組み合わせを使うことができる。

pyenv install 2.7.12

僕の場合はこんな感じで2.7.12をチョイスしてみた。※miniconda-latestも試しに入れてみた。
インストールには結構時間がかかる。20分くらいかかっただろうか。その間はほかのことをして待っておいたほうが良い。
なおanacondaやminicondaなどはnumpyなどの外部のライブラリが一緒に備わっている状態のパッケージであるが、
Raspberry piでは利用できない場合があるので注意が必要。
次にpyenvに正しくインストールされたか確認するために以下のコマンドで導入された環境を確認する。

pyenv versions

するとこんな感じで一覧がでるはず。

*system (set by /home/pi/.pyenv/version)
  2.7.12
  miniconda-latest

*がついているのは現在指定されているpython環境を表している。
試しにここでターミナルからpythonをたたいてみよう。すると自分の場合はpython2.7.9が立ち上がった。
この場合だとRaspbianに添えつけて備わっている環境が動いているようだ。
そこでpyenvの2.7.12を使うべく切り替えのコマンドをたたく。

pyenv global 2.7.12

この後にまたpyenv versionsをたたいてみると2.7.12に*マークがつくはずだ。
この状態でpythonをたたいてやれば2.7.12が呼び出される。

あとは好きなようにパッケージのインストールをしたりプログラムを作ればよい。
ということでほかに気付いたことがあったら随時追記していきます。

参考リンク

たくのこ Web Ubuntuにpyenvを用いてpythn環境を構築しました。
https://github.com/yyuu/pyenv
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0284.html


Raspberry pi3にRaspbian jessieをインストールする。

夏休みだ!自由研究だ!
ということでメイカーフェア東京2016の物販でゲットしたRaspberry pi3のセットを使うことにした。
HDMIケーブルとLANケーブルとMicroUSBケーブルと2.5A出力のACアダプタと32GBの得体
の知れないブランドのマイクロSDカードにRPi本体とケースがついて8,500円でゲット!!

今回はRaspberry pi3を使うためにやった初期設定についての備忘録を残します。
これまでに自分が記録してきたRaspberry pi2とはちょっと作業内容が異なるので
結構手こずった部分がありました。
これは私の夏休みの宿題ノートです。

今回の目標

Raspberry pi3にキーボードとモニタを接続せずにjessieを導入し、Wifi設定とSSH接続の設定を行う

使う物

  1. Macbook air
  2. Lanケーブル
  3. Lan-USBアダプタ
  4. Raspberry pi 3
  5. MicroSDカード
  6. microUSBケーブル
  7. ACアダプタ

前提条件(OS)

  1. Macbook…MacOS X El Capitan 10.11.5(15F34)
  2. Raspberry pi3…Rapbian jessie 2016.05.31DLはこちらから

作業手順概要

  1. RaspbianをSDカードへの焼き込む
  2. Raspberry pi3とMacbookをLANケーブルで接続して起動する
  3. Raspberry pi3へのWifi設定とSSH設定

1. RaspbianをSDカードへの焼き込む

以前書いたこちらの手順を参照する。
RaspbianをSDカードに焼き込む(備忘録)

公式サイトのDLはクソ遅いので日本国内のJAISTのMirror serverを使うと良い。
Rapbian一覧

2. Raspberry pi3とMacbookをLANケーブルで接続して起動する

まずは焼き込んだSDカードをRaspberry pi3のカードスロットに入れる。
次にMacbook airとRaspberry pi3をLANケーブルとLAN-USBアダプタで接続する。
そして、ACアダプタにさしてMicroUSBケーブルをRaspberry pi3につないでやり起動させる。

Raspberry piをMacbookから操作するためにはSSH接続をしなければいけない。
SSH接続するためには、Raspberry pi側のIPアドレスを知る必要がある。
これは次のようにして行う。

Mac側のターミナルを開き、次のコマンドを打つ。

    $ grep OFFER /var/log/system.log

すると次のような結果が返ってくる。

    Aug 14 01:25:47 あなたのパソコンの名前 bootpd[2015]: OFFER sent <no hostname> 192.168.2.6 pktsize 300

このことからRaspberry pi側のデフォルト状態のipアドレスがわかる。僕の場合は
192.168.2.6だとわかった。

ということで、SSH接続する。

    $ ssh pi@192.168.2.6

すでに何度かSDカードの書き込みをやったりRaspberry piを起動している場合には、こんな感じでエラーがでてくる場合もある。

    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
    @    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @
    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
    IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
    Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
    It is also possible that a host key has just been changed.

そういうときには

    $ ssh-keygen -R 192.168.2.6

このようにしてSSHの公開鍵を再度生成してやってから再度接続する。

接続がうまくいった際は、パスワードの入力が求められるのでraspberryと入力してログイン。

ログインできたら早速vimをインストールしてしまう。※この時点では、Macbook側のターミナルからRaspberry pi側のターミナを開いている状態となっている。

    $ sudo apt-get install vim

DLとパッケージの展開で少し時間がかかるけど我慢。
つづいて初期設定を行う。これはRaspi-configを使う。

    $ sudo raspi-config

すると設定一覧の画面がでてくる。※Raspbianのヴァージョンによって画面が異なる場合がある。
自分がやった設定はこんな感じ。

  1. ファイルシステムの拡張 とりあえずやっておく
  2. パスワード変更 とりあえずやっとく
  3. Boot Options Consoleモードで起動…デスクトップ画面に行かずにパスワードを求める方式
  4. 選択→timezoneの設定
  5. 詳細な設定 sshの設定、Audio設定…オーディオ出力先の設定

設定をfinishすると再起動する。

3. Raspberry pi3へのWifi設定とSSH設定

先ほどと同様にRaspberry piにLANケーブル経由でSSH接続する。

WiFi設定をする。

以前に書いたこちらをもとに設定を行えば大丈夫
Raspberry piを家のWifiに接続する

SSH接続の設定をする。

こちらに別途手順をまとめておきました。
Raspberry pi 3にWiFi経由でSSH接続する

ひとまずは設定完了。

文字入力環境の整備とかプログラミング言語環境とかupdateとかupgradeはまだやってないけど無線化してSSH接続できるようにしておけば
LANケーブルでつないだ場合のような制約から解放されるので大丈夫。
この先はからあげさんが書いているチュートリアルを参考にしていただければ、
無限の可能性をRaspberry piに与えることができるようになります。

Raspberry Pi 3でRaspbian Jessieをセットアップする方法
とくに日本語環境セットアップの部分から追っていくと必要なものをすべてインストールできてしまうのでお勧めです。


Raspberry pi 3にWiFi経由でSSH接続する

以前にRaspberry pi2のSSH接続でやり方をまとめた時とはやり方が若干異なっているのでRaspberry pi3用の手順を改めてまとめます。

前提条件

  1. 使用するハードはRaspberry pi 3 model B+とMacbook air
  2. 設定するOSはRaspbian Jessie 2016年5月31日以降のもの
  3. Raspberry pi 3のWiFi設定が完了し、接続済みであること。まだの場合はこちら
  4. MacbookとRaspberry pi3はLANケーブルで接続している状態で設定を行う。
  5. SSH接続では同じWiFiネットワーク下でノートPCとRaspberry piをつなぐ

事前準備

Raspberry piとMacbookをLANケーブル経由で接続しMacbookのターミナルからSSH接続をして
Raspberry piにログインする。

Raspberry pi3のMACアドレスを確認する。

Raspberry pi3にはWiFiモジュールがすでに内臓されているのでその情報を確認する

$ ifconfig

ここで出てくるwlan0の情報を確認する。HWaddrがRaspberry pi3のMACアドレスなのでこれをメモ帳にひかえておく。

WiFiネットワークの設定情報を確認

Macbook側からWiFiルータのIPアドレスを確認する。
リンゴマーク→システム環境設定→ネットワークの順でネットワークの接続設定を開く
WiFi接続済みになっているのを確認し、詳細を開く。
詳細画面のTCP/IPをクリックし、サブネットマスクとルーターのIPアドレスを確認しメモしておく。

設定事項

Raspberry piに固定IPアドレスを割り当て

Raspberry piにログインした状態で次のコマンドを入力する

    $ sudo route -n

と入力すると結果が返ってくるはず。

Kernel IP routing table

Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
0.0.0.0 192.168.2.1 0.0.0.0 UG 202 0 0 eth0
0.0.0.0 192.168.3.1 0.0.0.0 UG 303 0 0 wlan0
192.168.2.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 202 0 0 eth0
192.168.3.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 303 0 0 wlan0

自分の場合はこのような結果が返ってきた。
このとき重要なのは、GatewayのIPアドレスがWiFiネットワークの設定情報を確認で確認したルーターのIPアドレスと一致していること。
一緒であれば同一のネットワーク下にいることが確実になる。
自分の場合はiface0のところでGatewayが192.168.3.1なのでこれだとわかる。
※返ってくる値は各個人の環境によって変化するので適宜読み替えてください。

次に、Raspberry piのネットワーク設定のファイルを編集する。

    $ sudo vim /etc/dhcpcd.conf

設定ファイルに元から書かれいる内容には手を触れずに末尾に次のように追加をする。

    #無線LAN利用時の設定
    interface wlan0
    #割りあてたい固定IPアドレス
    inform 192.168.3.55
    #ルーターのIPアドレス
    static routers=192.168.3.1
    static domain_name_servers=192.168.3.1

これを保存してあげればよい。

WiFiルータ上でRaspberry pi3に固定IPアドレスを割り当てる

WiFiルータの設定画面を開き、固定DHCPの割り当て設定からRaspberry pi側のMACアドレスにdhcpcd.confで記入した固定IPを割り当ててやる。

Raspberry piに設定が正しく書き込まれたかチェック

Raspberry piを再起動し、再度LANケーブル経由でMacbookからSSH接続する。ターミナルから

    $ ifconfig

を叩いて、raspberry piの設定状況をチェックする。wlan0の中で

    inet add:192.168.3.55

という感じで設定した固定IPアドレスが表示されれば設定は成功してるはず。

接続…Macbookのターミナルから接続を試みる

Macbook側でターミナルを開き

    $ ssh pi@192.168.3.55

と入力し接続をする、設定に問題がなければRaspberry pi側のパスワードを聞かれるのでログイン。
これでSSH接続が可能となる。

設定にあたって参考にさせていただいたサイト


Raspberry piにSSH接続

設定にあたっての前提条件(自分の場合)

  1. ハードはRaspberry pi 2 model B+
  2. 設定するOSはRaspbian Jessie
  3. WiFiへの設定が完了していること
  4. Raspberry pi をHDMIモニタ、キーボード、マウス、WiFiドングルに接続した状態でxwindowを使う
    ※自分の場合はWiFiドングルはこちらを利用

  5. SSH接続では同じWiFiネットワーク下でノートPCとRaspberry piをつなぐ

  6. 接続に使うノートPCはMacbook air

事前準備

USB WiFiドングルのMACアドレスをチェック

WLI-UC-GNM2のMACアドレスは本体に刻印されているのでメモしておくと良い。
製造番号と間違えやすいので注意。

WiFiネットワークの設定情報を確認

Macbook側からWiFiルータのIPアドレスを確認する。
リンゴマーク→システム環境設定→ネットワークの順でネットワークの接続設定を開く
WiFi接続済みになっているのを確認し、詳細を開く。
詳細画面のTCP/IPをクリックし、サブネットマスクとルーターのIPアドレスを確認しメモしておく。

設定事項

Raspberry piに固定IPアドレスを割り当て

Raspberry piのxwindowからLXTerminalを起動し接続しているWiFi設定を確認する。
sudo route -n
と入力すると次のような結果が返ってくるはず。

Kernel IP routing table

Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
0.0.0.0 192.168.3.1 0.0.0.0 UG 303 0 0 wlan0
192.168.3.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 303 0 0 wlan0

自分の場合はこのような結果が返ってきた。
このとき重要なのは、GatewayのIPアドレスがWiFiネットワークの設定情報を確認で確認したルーターのIPアドレスと一致していること。一緒であれば同一のネットワーク下にいることが確実になる。
返ってくる値は各個人の環境によって変化するので適宜読み替えてください。

次に、Raspberry piのネットワーク設定のファイルを編集する。

sudo leafpad /etc/network/interfaces

※leafpadでもvimでもemacsでもnanoでもお好みのエディタでどうぞ。自分は慣れてないのでleafpadを使いました。


auto lo
iface lo inet loopback
#iface eth0 inet manual ここをコメントアウト
iface eth0 inet static #static(固定に書き換え)
address 192.168.3.21 #任意の固定IPアドレスを割り当て
netmask 255.255.255.0 #サブネットマスクはWiFiの設定情報で確認したもの
gateway 192.168.3.1 #GatewayのIPアドレスを記入
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
allow-hotplug wlan1
iface wlan1 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

これを保存してあげればよい。

WiFiルータにUSB WiFiドングルのMACアドレスと固定IPアドレスを割り当てる

WiFiルーターの設定画面を開き、固定DHCPの割り当て設定からRaspberry pi側のUSB WiFiドングルのMACアドレスにinterfacesで記入した固定IPを割り当ててやる。

Raspberry piに設定が正しく書き込まれたかチェック

Raspberry piを再起動し、ターミナルから
ifconfig
を叩いて、raspberry piの設定状況をチェックする。

inet add:192.168.3.21

という感じで設定した固定IPアドレスが表示されれば設定は成功してるはず。

接続…Macbookのターミナルから接続を試みる

Macbook側でターミナルを開き

ssh pi@192.168.3.21

と入力し接続をする、設定に問題がなければRaspberry pi側のパスワードを聞かれるのでログイン。これでSSH接続が可能となる。

設定にあたって参考にさせていただいたサイト
うしこblog…ラズベリーパイにSSHでリモート接続


そうだRaspberry piをはじめよう

※2016年4月19日…以前公開したときに書いた表示内容が崩れてしまったためMarkdown形式で書き直すとともに内容を一部修正しました。

ここ最近なにかと話題のシングルボードコンピュータことRaspberry pi。
でもコンピュータに疎い僕には使いこなすのがめちゃくちゃ難しい代物なので自分がRaspberry piでやろうとしたこととか設定で苦戦したことについて記録を残しておこうと思います。
そして、お世話になったサイトのまとめを作って自分がトラブったりしたときのために今後のドキュメントとして自分用に。

必要なものを用意

  1. Raspberry pi 2 model B
  2. HDMIモニタ
  3. USBキーボード
  4. USBマウス
  5. USB Wifiドングル
  6. マイクロSDカード…16GB以上あると良い。対応表をチェックすること。
  7. マイクロUSBケーブル…余ってるスマホ用で大丈夫。2A流して大丈夫なケーブルがあると心強い。
  8. 電源アダプタ…スマホ用ので大丈夫。2A出力できるものを用意しておくと心強い。
  9. Raspbian起動ディスクを作るためのパソコン…僕はMacbook ProとMacbook airを利用
  10. USB-LAN変換アダプタ…Raspberry piとMacbookを直接接続したい場合に必要
  11. LANケーブル…有線LANに接続して使う場合は必ず必要

Raspberry pi環境構築に必要な最低限ステップ(自分の場合)

  1. Raspbianの起動ディスクを作成
  2. Raspberry piを起動して初期設定をする
  3. Raspberry piを家のWifiに接続する
  4. Raspberry piにSSH接続する

この四つができるようになれば大体の問題にぶち当たってもグーグルと優しい人達が残してくれたドキュメントの力を借りていろんなことができると思う。

番外編:駆け出しRaspberry piユーザーの個人的な記録

  1. Raspberry piでTwitter botを作ろう(そのうち書く予定)

Raspberry piを家のWifiに接続する

設定にあたっての前提条件

ハードはRaspberry pi 2 model B+

設定するOSはRaspbian Jessie

Raspberry pi をHDMIモニタ、キーボード、マウス、WiFiドングルに接続した状態にする。

※自分の場合はWiFiドングルはこちらを利用
BUFFALO 11n対応 11g/b 無線LAN子機 親機-子機デュアルモード対応モデル WLI-UC-GNM2

 

自宅のWiFi状況を確認する

Raspberry piをWiFi接続する際は、環境によって設定方法がかわるので注意が必要。

必ず以下をチェック

  1. 接続機器のMACアドレスフィルタリングをしているかチェック
  2. WifiのSSIDはステルスモードになっているかチェック

 

Raspberry piのWiFiを設定

自分の場合は1と2の二つともYesだったので以下のようになった。

2がNoの場合は1を設定してからからあげさんのブログへGO!(WiFiセットアップのところ)

 

1.自宅WiFiルーターにUSB WiFiドングルのMACアドレスを教える。

WLI-UC-GNM2の場合は本体の側面にMACアドレスが刻印されているので簡単にわかる。

製造番号とかも書かれていて紛らわしいので間違えないように注意すること。

これで最初の準備が完了

 

2.WiFiのSSIDがステルスになってる場合の設定は少々めんどくさい。

まずはSSIDとパスワードを確認しておく。

続いて、Raspbianのターミナルを起動して、

sudo wpa_passphrase SSID パワスワード

と入れて実行してやると…

network={
    ssid="EXAMPLE"
        #↓平文のパスワード、ここの部分は他の人から見られると不都合なので消しておく
    #psk="EXAMPLE00"
        #↓暗号化されたパスワード
    psk=9d4bc9c331f6585bf84e10cacfc2c8457aa747aadaee3f95ff33dc1b5535db40
}

こんな感じで程度設定ファイルに書く内容を作成してくれる。

あとはこの設定内容をleafpad(テキストエディタ)を使いネットワークの接続設定ファイルに書き込んであげる。腕に覚えありな方はターミナル上で編集できる備え付けのnanoやvi、emacsなどお好きなエディタでやればいいと思う。初心者の人はleafpadを使えばマウスの操作でコピペや保存ができるので安心して操作できると思う。

sudo leafpad /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

とコマンドをうってやり、leafpadが起動して設定ファイルが表示される。

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1

network={
        ssid="EXAMPLE"
        psk=9d4bc9c331f6585bf84e10cacfc2c8457aa747aadaee3f95ff33dc1b5535db40
        scan_ssid=1
}

leafpad上で上記のように編集してやる。scan_ssid=1をつけることで自分からステルスになっているSSIDを検索して接続するというオプションを有効にすることができる。

この設定ファイルを保存した後に再起動してあげればWiFiに接続しにいってくれるはず。

再起動するにはターミナル上で

sudo reboot

と叩いてあげれば良い。

再起動が完了したら

startx

を叩いてxwidowを動かしてやり、ブラウザーでインターネットへの接続ができるかどうかチェックをすれば良い。

 

自分が設定をするにあたり参考にさせていただいたページはこちらです。

※2016年8月14日修正
sudo wpa_passphraseのところで脱字があったのを修正しました。
間違いに気づかずにすいませんでした。


Raspberry piを起動して初期設定をする

前提条件

Raspberry piをモニター、キーボード、マウスに接続した状態で起動し、初期設定を行う。

 

準備

1出力するモニタの解像度を確認し、SDカードの中のconfig.txtを解像度に合わせて書き換えする。

Raspbianには出力するモニタの解像度を設定する機能がないので、あらかじめconfig.txtというファイルから設定してやる必要がある。このファイルはRaspbianのイメージが焼き込まれたSDカードをパソコンに挿した状態で表示されるbootフォルダに入っている。

モニタの解像度をチェックしてメモしておく。1920×1080とか800×480みたいな感じ。

Raspberry pi 1920×1080 config.txtというような感じで検索をかけてやり、過去に設定した人の情報を参考にしつつconfig.txtを編集する。このときに書き換える前に必ずバックアップを取っておくこと。

参考:http://blog.livedoor.jp/victory7com/archives/23971362.html

 

2各種ケーブルをRaspberry pi を各種ケーブルに接続する

電源以外のキーボード、マウス、HDMIモニタを接続する。(※USBのWifiドングルまたはLANケーブルの接続は任意。)

最後に接続するのはマイクロUSBの電源

 

3起動とタイムゾーン設定、キーボード設定等

Raspbian Jessieの場合は、初回起動でxwindowというデスクトップ画面が立ち上がるようになっている。ユーザー名、パスワードの認証もなくすんなり起動できる。

次に設定する項目はカリスマはてなダイアリストことからあげさんのチュートリアルを参考にする。Raspi-configセットアップを参考にして順番通りにやればオッケー。ただしLocalisationの設定はちょっと注意が必要

Localeの項目は設定を日本にすると全部のメニューが日本語になる。自分の場合はCLIでうまく日本語の表示ができなくて困ったことになったのでデフォルトのままにしておいた。

もちろんタイムゾーンとキーボードの設定はお忘れなく!

設定が完了したらOKをクリックして、再起動をする。再起動時はユーザー名とパスワードを確認されるので入力してログイン。

なお、からあげさんのチュートリアル通りに設定した場合は、xwindowにそのまま飛ばずCLI(※黒い画面にコマンドを打ちこむ画面)での操作が標準設定になる。

xwindowに入るにはstartxとコマンドをいれてやれば慣れ親しんだGUIを使うことができる。

 

 

 

 


RaspbianをSDカードに焼き込む(備忘録)

ずっと放置しているRaspberry pi、そろそろ動かしてやらねばとて思い立ち久しぶりに動かそうとしたらなにやらRaspbianのバージョンがwheezyというのからjessieに変わったようだ…

せっかくなので一からやり直そう…ということでメモを書き残そう。

ということで最初はRaspbianの起動ディスクを作るところから始めよう。

 

前提条件

僕の場合はこんな感じ

使用するのはRaspberry pi2 model B+

Macbook air  with OS X El Capitan 10.11.1

極力コマンドラインを叩かないでGUI操作で済ませるようにする。

 

Raspbianをインストールする

パソコンはMacOS環境でSDカードリーダーライターが最初からついてる。

必要なものの用意。

  1. Raspberry pi2 B+
  2. HDMIモニタ
  3. キーボード
  4. マウス
  5. USB Wifi
  6. マイクロSDカード ← 今回はこれだけしか使わないよ!
  7. マイクロUSBケーブル
  8. 電源アダプタ
  9. LANケーブルとケーブルで繋げられるネット環境

Raspbianのダウンロードと書き込みのチュートリアル

ダウンロードは本家から落とすと劇的に遅いのでミラーサーバーがおすすめ。

http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/raspbian/images/

書き込み方のチュートリアルはここが一番やさしい。

https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/mac.md

 

劣化版の翻訳的な感じで手順メモ

SDカードをさして…

リンゴマーク→このMacについて→システムレポート

カードリーダーかあるいはUSB3デバイスの項目を開くハードウエアのBSD名をメモ帳にコピる。

僕の場合はdisk2だった。

続いて、ディスクユーテリティ(※アプリケーションフォルダ→ユーティリティ→ディスクユーテリティにある)を開いて、SDカードを見つける。僕のだとAPPLE SD Card Reader Mediaという名前で表示されている。次にマウント解除という項目をクリックする。

これで書き込みの準備は終わった。

次にSDカードにRaspbianのイメージを焼きこもう。

ファイルブラウザから開いてコピペがで済むような甘い世界ではないらしくUnixコマンドなるものを叩いてやる必要があるらしい。こっから先はちょっと難しい。

本家サイトのこのコマンドを自分の環境に合わせて書き換える。メモ帳にコピってから編集すると楽だ。

sudo dd bs=1m if=path_of_your_image.img of=/dev/rdiskn
sudo dd bs=1m if=2016-02-09-raspbian-jessie.img of=/dev/rdisk2

自分の場合はこうなった。

ターミナルを開く。僕の場合はDownloadのフォルダに落としてきたのでまずはcd DownloadでRaspbianのイメージファイルがあるフォルダに移動する。続いて書き換えたコマンドを貼り付けて実行してあげればあとはSDカードへの焼き込みが終わるのを待つばかりとなる。だいたい3~5分程度かかるようなのでネットを見ながらのんびり待とう。

※もしもこのコマンドで失敗してしまった場合は、rdiskをdiskに変えて再チャレンジ!

3936+0 records in

3936+0 records out

4127195136 bytes transferred in 216.292625 secs (19081534 bytes/sec)

うまくいくとこんな感じの表示がターミナルに出るはずだ。もう一度ディスクユーテリティを開いてAPPLE SD Card Reader Mediaの項目を確認してSDカードの名前がbootになっていれば書き込み成功だ!

ということで次回は、起動と初期設定の記録を残していきます。