月別アーカイブ: 2016年8月

モバイルバッテリーとシリコンバンドが良いコンビ

ポケモンGOを機にモバイルバッテリーを買い換えました。

最近なにかと話題のポケモンGO、私も流行りものには抗えない性格なので配信初日にダウンロードして遊び続けている。
現在のレベルは16。まだまだひよっこです。
そんなポケモンGO、GPS使ったりAR使ったりで結構電池を消耗する。意外とよく持つiPhone6s Plusの電池なんだけどツイッター
やインターネットのブラウジングを一通りしながらポケモンGOをやろうとするとアッと言う間に電池がなくなってしまう。

そこで10,050mAの大容量バッテリーを手に入れたんだけど僕はずぼら者なのでモバイルバッテリーとライトニングケーブルを
そのままカバンに投げ込んでしまう。
ライトニングケーブルはとめずに丸めて投げ込むんだけど気付くとカバンの中でイヤホンや鍵やガラケーのストラップと絡まってたりする。

そんなときにヨドバシカメラをふらふらしていたらポータブルアンプにシリコンバンドが巻き付けられているのを見かけた。

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赤いのがシリコンバンド。こうやってヘッドホンアンプとオーディオプレーヤーをまとめるためのものなんだけどこれを見ていたらサイズ感が
スマートフォンとモバイルバッテリーに似ていることに気付いた。

ということで自分のiPhoneとモバイルバッテリーとケーブルをシリコンバンドでまとめることにしてみた。
こんな感じ。

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こうやってシリコンバンドでケーブルをまとめておけばカバンの中で散らからなくて便利。
モバイルバッテリーと一緒にまとめてあるか一緒に取り出してすぐ使える。

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iPhone6s plusとモバイルバッテリーをまとめて充電するとこんな感じになる。余分なケーブルもまとめてとめておける

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横から見るとこうなってる。このままカバンに入れておけばいい感じ。

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このやり方だと画面をシリコンバンドが横切ってしまうので充電中に急な着信があった場合には対応にまごついてしまうのが弱点
自分の場合は、iPhoneをデータ通信専用で使ってるので電話がかかってくることはないんだけど電話対応が多い人にはちょっと
おすすめできないまとめ方だけど荷物が多い人にはカバンの中でケーブルがほかのものにからまったりしなくなるのでお勧めできる充電スタイル。

本来ならば、音楽を楽しむためのアクセサリなんだけどちょっと使う場所をかえると思いもよらない効果を発揮したりする。
ポータブルオーディオが大好きな人もそうでない人も是非試して欲しい。

今回使ったシリコンバンドはグリーンハウスの直径14cmのもの。
536円ほどで買えるのでモバイルガジェットまわりのグッズとしてモバイルバッテリーを買う際に一緒に用意しておくとすごく重宝すると思う。
シリコンバンドは家電量販店のウォークマンやイヤホンが売られているコーナーで手に入るので是非一度手に取ってみるといいと思う。

   

Raspberry pi3にRaspbian jessieをインストールする。

夏休みだ!自由研究だ!
ということでメイカーフェア東京2016の物販でゲットしたRaspberry pi3のセットを使うことにした。
HDMIケーブルとLANケーブルとMicroUSBケーブルと2.5A出力のACアダプタと32GBの得体
の知れないブランドのマイクロSDカードにRPi本体とケースがついて8,500円でゲット!!

今回はRaspberry pi3を使うためにやった初期設定についての備忘録を残します。
これまでに自分が記録してきたRaspberry pi2とはちょっと作業内容が異なるので
結構手こずった部分がありました。
これは私の夏休みの宿題ノートです。

今回の目標

Raspberry pi3にキーボードとモニタを接続せずにjessieを導入し、Wifi設定とSSH接続の設定を行う

使う物

  1. Macbook air
  2. Lanケーブル
  3. Lan-USBアダプタ
  4. Raspberry pi 3
  5. MicroSDカード
  6. microUSBケーブル
  7. ACアダプタ

前提条件(OS)

  1. Macbook…MacOS X El Capitan 10.11.5(15F34)
  2. Raspberry pi3…Rapbian jessie 2016.05.31DLはこちらから

作業手順概要

  1. RaspbianをSDカードへの焼き込む
  2. Raspberry pi3とMacbookをLANケーブルで接続して起動する
  3. Raspberry pi3へのWifi設定とSSH設定

1. RaspbianをSDカードへの焼き込む

以前書いたこちらの手順を参照する。
RaspbianをSDカードに焼き込む(備忘録)

公式サイトのDLはクソ遅いので日本国内のJAISTのMirror serverを使うと良い。
Rapbian一覧

2. Raspberry pi3とMacbookをLANケーブルで接続して起動する

まずは焼き込んだSDカードをRaspberry pi3のカードスロットに入れる。
次にMacbook airとRaspberry pi3をLANケーブルとLAN-USBアダプタで接続する。
そして、ACアダプタにさしてMicroUSBケーブルをRaspberry pi3につないでやり起動させる。

Raspberry piをMacbookから操作するためにはSSH接続をしなければいけない。
SSH接続するためには、Raspberry pi側のIPアドレスを知る必要がある。
これは次のようにして行う。

Mac側のターミナルを開き、次のコマンドを打つ。

    $ grep OFFER /var/log/system.log

すると次のような結果が返ってくる。

    Aug 14 01:25:47 あなたのパソコンの名前 bootpd[2015]: OFFER sent <no hostname> 192.168.2.6 pktsize 300

このことからRaspberry pi側のデフォルト状態のipアドレスがわかる。僕の場合は
192.168.2.6だとわかった。

ということで、SSH接続する。

    $ ssh pi@192.168.2.6

すでに何度かSDカードの書き込みをやったりRaspberry piを起動している場合には、こんな感じでエラーがでてくる場合もある。

    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
    @    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @
    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
    IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
    Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
    It is also possible that a host key has just been changed.

そういうときには

    $ ssh-keygen -R 192.168.2.6

このようにしてSSHの公開鍵を再度生成してやってから再度接続する。

接続がうまくいった際は、パスワードの入力が求められるのでraspberryと入力してログイン。

ログインできたら早速vimをインストールしてしまう。※この時点では、Macbook側のターミナルからRaspberry pi側のターミナを開いている状態となっている。

    $ sudo apt-get install vim

DLとパッケージの展開で少し時間がかかるけど我慢。
つづいて初期設定を行う。これはRaspi-configを使う。

    $ sudo raspi-config

すると設定一覧の画面がでてくる。※Raspbianのヴァージョンによって画面が異なる場合がある。
自分がやった設定はこんな感じ。

  1. ファイルシステムの拡張 とりあえずやっておく
  2. パスワード変更 とりあえずやっとく
  3. Boot Options Consoleモードで起動…デスクトップ画面に行かずにパスワードを求める方式
  4. 選択→timezoneの設定
  5. 詳細な設定 sshの設定、Audio設定…オーディオ出力先の設定

設定をfinishすると再起動する。

3. Raspberry pi3へのWifi設定とSSH設定

先ほどと同様にRaspberry piにLANケーブル経由でSSH接続する。

WiFi設定をする。

以前に書いたこちらをもとに設定を行えば大丈夫
Raspberry piを家のWifiに接続する

SSH接続の設定をする。

こちらに別途手順をまとめておきました。
Raspberry pi 3にWiFi経由でSSH接続する

ひとまずは設定完了。

文字入力環境の整備とかプログラミング言語環境とかupdateとかupgradeはまだやってないけど無線化してSSH接続できるようにしておけば
LANケーブルでつないだ場合のような制約から解放されるので大丈夫。
この先はからあげさんが書いているチュートリアルを参考にしていただければ、
無限の可能性をRaspberry piに与えることができるようになります。

Raspberry Pi 3でRaspbian Jessieをセットアップする方法
とくに日本語環境セットアップの部分から追っていくと必要なものをすべてインストールできてしまうのでお勧めです。


Raspberry pi 3にWiFi経由でSSH接続する

以前にRaspberry pi2のSSH接続でやり方をまとめた時とはやり方が若干異なっているのでRaspberry pi3用の手順を改めてまとめます。

前提条件

  1. 使用するハードはRaspberry pi 3 model B+とMacbook air
  2. 設定するOSはRaspbian Jessie 2016年5月31日以降のもの
  3. Raspberry pi 3のWiFi設定が完了し、接続済みであること。まだの場合はこちら
  4. MacbookとRaspberry pi3はLANケーブルで接続している状態で設定を行う。
  5. SSH接続では同じWiFiネットワーク下でノートPCとRaspberry piをつなぐ

事前準備

Raspberry piとMacbookをLANケーブル経由で接続しMacbookのターミナルからSSH接続をして
Raspberry piにログインする。

Raspberry pi3のMACアドレスを確認する。

Raspberry pi3にはWiFiモジュールがすでに内臓されているのでその情報を確認する

$ ifconfig

ここで出てくるwlan0の情報を確認する。HWaddrがRaspberry pi3のMACアドレスなのでこれをメモ帳にひかえておく。

WiFiネットワークの設定情報を確認

Macbook側からWiFiルータのIPアドレスを確認する。
リンゴマーク→システム環境設定→ネットワークの順でネットワークの接続設定を開く
WiFi接続済みになっているのを確認し、詳細を開く。
詳細画面のTCP/IPをクリックし、サブネットマスクとルーターのIPアドレスを確認しメモしておく。

設定事項

Raspberry piに固定IPアドレスを割り当て

Raspberry piにログインした状態で次のコマンドを入力する

    $ sudo route -n

と入力すると結果が返ってくるはず。

Kernel IP routing table

Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
0.0.0.0 192.168.2.1 0.0.0.0 UG 202 0 0 eth0
0.0.0.0 192.168.3.1 0.0.0.0 UG 303 0 0 wlan0
192.168.2.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 202 0 0 eth0
192.168.3.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 303 0 0 wlan0

自分の場合はこのような結果が返ってきた。
このとき重要なのは、GatewayのIPアドレスがWiFiネットワークの設定情報を確認で確認したルーターのIPアドレスと一致していること。
一緒であれば同一のネットワーク下にいることが確実になる。
自分の場合はiface0のところでGatewayが192.168.3.1なのでこれだとわかる。
※返ってくる値は各個人の環境によって変化するので適宜読み替えてください。

次に、Raspberry piのネットワーク設定のファイルを編集する。

    $ sudo vim /etc/dhcpcd.conf

設定ファイルに元から書かれいる内容には手を触れずに末尾に次のように追加をする。

    #無線LAN利用時の設定
    interface wlan0
    #割りあてたい固定IPアドレス
    inform 192.168.3.55
    #ルーターのIPアドレス
    static routers=192.168.3.1
    static domain_name_servers=192.168.3.1

これを保存してあげればよい。

WiFiルータ上でRaspberry pi3に固定IPアドレスを割り当てる

WiFiルータの設定画面を開き、固定DHCPの割り当て設定からRaspberry pi側のMACアドレスにdhcpcd.confで記入した固定IPを割り当ててやる。

Raspberry piに設定が正しく書き込まれたかチェック

Raspberry piを再起動し、再度LANケーブル経由でMacbookからSSH接続する。ターミナルから

    $ ifconfig

を叩いて、raspberry piの設定状況をチェックする。wlan0の中で

    inet add:192.168.3.55

という感じで設定した固定IPアドレスが表示されれば設定は成功してるはず。

接続…Macbookのターミナルから接続を試みる

Macbook側でターミナルを開き

    $ ssh pi@192.168.3.55

と入力し接続をする、設定に問題がなければRaspberry pi側のパスワードを聞かれるのでログイン。
これでSSH接続が可能となる。

設定にあたって参考にさせていただいたサイト