仙台市にあるうみの杜水族館でとても大きな赤ちゃんペンギンがいるいうニュースを見かけ、
早速訪ねることにしました。
http://www.uminomori.jp/umino/
実は私、15年くらい写真を細々と撮ってきましたが水族館で写真を撮るのは初めてでした。
今回のカメラは一年ほど前から使っているX-T2です。
使用したレンズは、XF18mmF2、XF35mmF2、XF56mmF1.2の三本でした。
水族館で写真を撮る際は、水槽の中のお魚さんを驚かさないようにフラッシュやAF補助光をオフにしておきます。
今回の撮影ではカメラの設定は露出オート、コンテニュアスAFで行い、RAW保存で撮りました。
現像に関してはX-RAW studioを使い、カメラ内のイメージエンジンを使ってRAW現像をしています。
水槽をめぐる。
18mm F2 1/100 ISO320
おそらくは水族館で一番大きいであろう水槽の前での一コマ。
よその家族ずれのお子さんが水槽に見入っている様子。
イワシの群れが形を変えながら泳いでいく様子は必見です。
35mm F2 1/105 ISO200
標準画角で撮った水槽の様子。水槽はとても厚いアクリル板で頑丈にできています。
離れて撮るときは気にならない斜め方向の光はちょっと歪んで見えるようようです。
35mm F2.5 1/100 ISO200
18mm F2 1/100 ISO100
三陸の海をテーマにした水槽や内湾をテーマにした水槽では魚屋さんで目にするような魚が泳いでいるのを見ることができます。
居酒屋さんの水槽で見る雰囲気とは違ってとても明るくてきらきらしています。
18mm F2 1/100 ISO800
18mm F2 1/100 ISO320
どことなくおじいちゃんという趣を感じさせる顔のお魚。
イルカショー&アシカショーを観る!
うみの杜水族館では一日四回のイルカ・アシカのパフォーマンスを観ることができます。
素晴らしいので必見です。
56mm F5.6 1/750 ISO800
56mm F5.6 1/550 ISO800
56mm F5.6-1/350 ISO800
56mm F5.6-1/350 ISO800
ペンギンさんに会おう!
56mm F5 1/100 ISO800
56mm-F5.6-1-280-ISO800
撮ってみての反省点
初めての水族館フォトは結構難しいなと感じました。
露出設定についてはカメラが正確にはじき出してくれるので何度か試しながら各水槽の写真で精度を追い込むことができました。
また、撮影の主役にしたい魚が銀色で他よりも明るく輝いているような場合は評価測光ではなくスポット測光を
使うことで正確に露出を設定することができました。
一方、追尾AFではモード選択を行ったり追尾対象の設定がうまく理解できずにピントを外してしまうことが多々ありました。
これは次回には改善したいところです。
また、イルカ・アシカショーでは露出をフルオートでやっていたためにシャッタースピードが遅くて被写体ブレの写真を量産してしまいました。
シャッタースピード優先等の機能を使ってもっと動きを写しとめるような撮影にすべきでした。
X-T2では秒間8コマで撮ることができますがイルカショーのジャンプではカメラの連写機能がとても役に立ちました。
反射神経がほぼゼロの私でもいいシーンを撮ることができる便利さを改めて実感しました。
個人的なまとめ
今回初めて水族館フォトにチャレンジしてわかったことは、露出やAF、撮りたいと思う写真のための設定など、光量や光源、
シチュエーションが水族館の中では刻々と変化していくことでした。
ホワイトバランスや、露出優先設定、シャッタースピード優先設定などを自身で切り替えながら水槽での写真やスポーツ写真
のようなイルカショーなど写真撮影のトレーニング施設と言っても良いかもしれません。