月別アーカイブ: 2019年1月

X-T3を試写しました。

ご安心ください。買ったわけじゃないです。
資金的にさすがに買えない…
仙台で知らない人はいないという写真雑貨屋さんインキュテックさんが光のページェント撮影会を主催していた。
X-T3を借りて撮影できるということで早速飛びついて来たという次第です。
実際に使うことができたのは1時間半程度で撮影枚数は170枚ほどでした。
簡単に印象とか感想を書いてみようと思います。

X-T2と比べてみた。

まずは、写りを見ていく前に僕が使っているX-T2とちょっと比べてみました。

T2とT3
左側がX-T2で右側がX-T3。ついているレンズは違うけど見た目はほとんで一緒。ボタンやダイヤルの配置も全く一緒です。

T2とT3上から
上から見た様子。X-T3では最低スタートの感度が160から。一方X-T2は200からスタート。
T3では露出補正ダイヤルがちょっと小さくなっている。

写真ではわからないけど実はX-T3はT2より数ミリだけ背が高くなっている。これは真横にならべてじっくり見ないと気づかないくらいの差でした。そしてT3は背面の操作系のボタンが大きくなって押しやすくなっている。

撮った写真あれこれ

X-T3の画素数は2610万画素、そこから出力されるJpegのサイズは
6240×4160ピクセル。
X-T2の6000×4000ピクセルからちょっと増えている。
T2でも十分に解像度が高くてレンズの性能が要求されるけどさらにシビアになった印象かも。
だいたいの写真はX-T3の撮って出しのJpegです。

オペラ座怪人

撮影会が夜に行われたため基本的にISO感度は高感度が中心になっています。
本当は低感度のベースでいっぱい撮りたいところですが制約があるのは仕方ない…
レンズは今回はXF18-135mm F3.5-5.6で撮っています。手振れ補正をバシバシ使って撮っています。
定禅寺通りの様子。かなりダイナミックレンジが広く取られているおかげか撮って出しの状態でもすごく綺麗に画が出力されますね。
ISO感度は6400細部を拡大して確認するとやはりざらつきがありますが拡大しない限りはそんなに気にならないレベルです。
というかかなり滑らかに写ります。ざらつき方も富士フイルムらしい粒状感のある荒れ方をします。

定禅寺通り内側
光のページェントが開催される仙台市の定禅寺通り。大きな通りの中央を分断するように遊歩道が整備されており見る人はみなさん遊歩道からの眺めを楽しんでいます。
この日の前日は雨交じりの雪だったせいか遊歩道がかなりぬかるんでいました。
こちらの写真もISO6400で撮影。レンズの絞りは広角側の解放F3.5で撮影。周辺部の写りは点光源がちょっと流れている印象を受けますが日中に軽く絞ったら素晴らしい画が撮れそうです。
こちらの写真もオペラ座の怪人のポスタの写真と同様、写真の隅々まで明るく仕上げられていてすげえ!ってなります。

メディアテーク
こちらは仙台市でみんなが大好きなメディアテークのガラス壁からの反射の様子です。
ISO感度は8000、シャッタースピードは1/60

長時間露光
やはり低ISO感度の写真が欲しいということでカメラを石のオブジェの上に置いて撮ってみました。
ISO感度は160、シャッタースピードは2秒ほど。地面の敷石のディテールなどかなりの情報量が写りこんでいます。また窓に反射した光源の情報も繊細に拾われています。

勾当台公園
勾当台公園で行われいたイリュミネーション。ISO感度は12800とかなり厳しい状態と色合いが刻々と変わるLEDで色味がかなり厳しい写真です。
やはりざらついたり、色合いの補正はカメラのオート頼りでは綺麗に撮れないですね。腕前をあげるために精進せねば。

定禅寺通り標識
最後は感度12800で撮った写真、カメラ内のRAW現像を利用して仕上げました。
各種RAW現像用パラメータはX-T2からあまり増えていないようでした。操作もX-T2からそれほど違和感を感じずに現像の設定を行うことができました。

最後に

今回は夜景の手持ちという影響もあってか昼間の様なはっきりとした線や色の写真を撮ることができませんでした。
しかしながらX-T2で過去に撮った夜景や高感度ISOの写真と比べるとはっきりと違いがわかるレベルの性能差でした。
今回は同じ条件で画を比べられるような写真を撮れませんでしたがノイズが乗った状態でも画の輪郭や色のディテールはX-T3のほうが明らかに滑らかでした。
僕自身はX-T2を買ってから1年ちょっとの経過なのでさすがに買い替えるのは無理がありますが、今後X-Trans4の撮像エンジンがX-T30やX-E4といった将来的
に出るミッドレンジで手軽に体験できるようになるのがとても楽しみだと感じました。


知識ゼロから基板を作って発注してみた。(雑メモ)

中国の会社にプリント基板を発注してみました。
自分で基板を設計して注文すると届きます!Wow!

電子工作の知識はないけど欲しいものがあるのでやってみた

僕はもともと電子工作や電気の知識があるわけではなかったのですが
モジュラーシンセサイザーという楽器の電源部分を自分で自作してみたかったので
基板をいちから発注するべく設計と基板発注にチャレンジしてみました。

使ったソフト

KiCad…フリーの基板設計ソフト。
たくさんの人がチュートリアルを公開してくれてるので勉強しやすい。

http://kicad-pcb.org/

主なステップ

  • 電子回路の設計
  • 基板のレイアウト設計
  • ガーバーデータの生成
  • PCB業者への依頼
  • かかったコスト

回路設計と基板レイアウト作成のチュートリアル

KiCadの使い方や基板設計の基礎知識は、こちらのサイトのチュートリアルを利用させていただきました。

https://make.kosakalab.com/education/kicad-basics/

PDFの書籍をダウンロードしてきて、基本的な操作方法や回路設計についてチュートリアルを読みながらじっくり学ぶことができます。

自分の基板を作る!!

僕が作りたいモジュラーシンセの電源部分については有志の方々作っている団体が公開している回路図やいろんな製品の電子部品を参考に回路を組んでみました。
その中で気づいたことは以下のことです。

自分が使いたい電子部品がKiCadのライブラリに登録されていない。

自分の使いたい部品がない場合は自分でKiCadに登録してあげます。

そのときのためのチュートリアル

https://toragi.cqpub.co.jp/tabid/673/Default.aspx

主な流れとしては、シンボル登録で電子部品のピン番号と名称の指定、入出力の指定をして部品名を登録して回路図で使えるようにしてあげる。
そして、フットプリントエディタを用いれその部品が基板に載る際の形状を描画して登録します。

ガーバーデータの出力

ガーバーとは基板を作るための種板の情報です。
基板に貼られた銅箔の形状や部品の足を留めるための穴をあけるドリル位置の情報がイラストレータのデータのようにレイヤー状に出力されます。
基板を発注する際はこのデータをアップロードして情報を伝えます。

fusion pcbに発注するためのガーバー作成方法

基板を作ってくれる業者の選定。

発注に際してのチュートリアルが充実している業者さんを選びましょう。
僕は日本語のサイトを構えているFusion PCBを使うことにしました。
https://www.fusionpcb.jp/

コスト

基板一枚のサイズが10cm × 10cmであればコストは10枚で4.9ドルと結構安いです。
しかしながら注意が必要なことが2点あります。
1つ目は、基板のサイズが10cmをちょっとでも超えると高くなる。試しに見積もりの画面のサイズをいじると高くなるのがわかります。30ドルを超えたりします。
2つ目は、輸送料金の問題。国際貨物で送られるので日数とコストがそれなりに発生します。20ドルくらいかかるので意外と大きな出費です。
僕自身は、20cm×4.5cmの基板をお願いしたので送料と合わせて50ドル以上かかりました。
クレジットカードの請求は基板10枚で6200円ほどです。

個人的な反省点あれこれ

住所登録をした際にタイプミスをして誤った登録をしてしまいました。
担当者の方からサポートメールが届いてこれに返信することでどうにかなりましたがやり取りは英語でした。
まあ、基板を作ろうというマインドの持ち主なら英文メールはなんら壁にはならないはず…
出来上がった基板に部品を載せたら意外と部品の足の位置と基板の穴の位置が合わないことがありました。
これは単純に設計ミスです。もう一度発注する際はKicadのフットプリントを修正しなきゃ…( ;∀;)

最後に

基板を作るのはやっぱり楽しかったです。なによりも自分がパソコンで設計したものが
形となって届くのはなにか魔法みたいでかっこいいです。
今年は何枚か自分だけの回路を作って発注していきたいと思います。


SSSS.GRIDMANをより楽しむために観ておきたい電光超人グリッドマン

帰ってきたグリッドマン!!

雨宮哲監督のもとアニメが制作されてとても好評だったSSSS.GRIDMAN
原作は1993年に公開された特撮ヒーローこと電光超人グリッドマン。
コンピュータ世界を怪獣が暴れ回ることでテクノロジーインフラが破壊されて人々が恐怖に陥れられた世界をグリッドマンが救うという全39回の物語。
この作品が公開されていた当時僕は幼稚園に通っていた。
物語の記憶は断片的に残っていて自分よりも歳上のお兄ちゃんやお姉ちゃんがパソコンを操ってグリッドマンや支援メカを送り出す世界観や
次々と人を襲って吸い込む掃除機などがやけに印象に残っていた。

そんなグリッドマンがアニメになって帰ってきたと知って毎週テレビの前で楽しみに待ち構えていた。
そんなGRIDMANの最終回を迎え最後は涙を浮かべながら観ていました。

アニメを観ながら特撮のグリッドマンを39話全部アマゾンプライムで一気に見直してみたら今回のアニメでは特撮の
シーンやセリフがたっぷり使われているのがわかってとても嬉しくなった。
雨宮監督の取材を読むとグリッドマンのことが誰よりも好きなのが伝わってきてますます嬉しくなった。

僕がアニメを観て気付いた特撮番のシーンをメモ書きとしてちょっと整理してみようと思います。

1話 新世紀ヒーロー誕生! 結晶怪獣ギラルス

物語の主人公、直人、ゆか、一平の3人がジャンクを完成させるシーン
直人がジャンクに食われちまった!
という魅力的なシーンはアニメにドラマッチクな展開として引き継がれていきます。
個人的な予想だけどアニメに登場するグルーギラスの名前はギラルスをもじったのでしょうか?

2話 アクセプターの秘密

直人たちが住む桜ガ丘の地理がよくわかる回、そしてグリッドマンとアクセプターの解説が明かされる。
なぜグリッドマンには直人が必要なのか?という疑問の答えとなる重要な回。

3話 電話パニック危機一髪 火山怪獣ボルカドン

登場怪獣、セリフともにとても重要。
アニメの第3話、敗・北でキャリバーさんの「電話は命と繋がっている」というセリフはこの回から来ている。
ちなみにこの回で助け出される直人の弟の大地くんの設定は8歳で25年経過した時点で33歳となりキャリバーさんと同い年らしい。
登場怪獣ボルカドンはアニメの第5話、挑・発に登場するゴーヤベックのもとになってると思われる。

5話 男の意地必殺剣!

アニメ第1話の覚・醒に登場するスペシャルドッグと「武士は食わねど高笑い」のセリフの元となった回
特撮ではここで初めてアシストウェーポンとしてバリアーシールドがグリッドマンに武器が送られる。

6話 恐怖のメロディ

アニメに登場する謎の少女怪獣こと二代目アノシラスの先代が登場する回、音の精霊についての言及は直人のお父さんによるもの。
音の精霊とアノシラスが住んでいる電子ピアノはアニメ版でも重要なアイテムとしてちょこちょこ登場する。

9話 悪魔の洗脳作戦 忍者怪獣シノビラー

アニメ版だと第3話、敗・北から登場する重要キャラことアンチくん。
この回で話題となるキーワードはやっぱりオートインテリジェンスにつきる。
この言葉はアニメにも引き継がれるし特撮で唯一まともに会話ができる怪獣のシノビラーの重要なアイデンティティになっている。

12話 怪盗マティに御用心!

この物語に登場するCAT’S EYE警備の製品がアニメにも何度かちょっぴり登場しています。
見つけると結構嬉しくなる仕掛けです。

17話 孤独なハッカー

グリッドマンのフィクサービームが現実の少年の心も修復する回、ここでの設定がアニメの最終回でもっとも大事なポイントになりますね。

21話 処刑‼夢のヒーロー

悪夢に閉じ込められた直人たちをグリッドマンがコンピュータワールドからアクセプターを動かして救う回。
アニメ版の第9話、夢・想でもグリッドキネシスが発動してアカネちゃんの夢に閉じ込められた裕太を助けにいく。

25・26話 決戦!ヒーローの最期

神経性の毒ガスで過去の悪夢を思い出させて苦しめるタイプの怪獣ベノラが登場する回。ベノラはアニメでは街の管理怪獣として登場し、その役割は人々の記憶を書き換えるガスを吐くものになる。
また、ここで初めてドラゴンフォートレスと合体したキンググリッドマンが登場する。
ドラゴンフォートレスとグリッドマンの合体の手続きがまさにアニメ版でのフルパワーグリッドマンとそっくりになっている。
アシストウェーポンはツインドリラー、ゴッドタンク、サンダージェットの三種から着想を得ているんだけど、合体様式はドラゴンフォートレスという
見事な圧縮をアニメではやってのけている。キンググリッドマンとフルパワーグリッドマンを見比べるとこのことがよくわかる。

31話 怪獣ママは女子大生

特撮で登場する怪獣としてはかなり異色なキャラのテレボーズ、これと同様にどことなくアニメ版第10話、崩・壊に登場するナナシAと共通するものを感じる。

33話 もうひとりの武史

武史にそっくりなタケオが登場するかなり重要な回、何と言ってもタケオがゆかたちに教えた電話番号が武史の家というまさに武史=タケオだよねという話題。なによりもこの回で登場するカッターナイフがアカネちゃんの愛用品としてアニメに登場する展開もすごい。

##38話・39話 危し地球・さらばグリッドマン
涙なしには観られない最終回、特撮のこの展開はそのままにアニメの最終話、覚醒に引き継がれていく。

なんとなくだらだらと書き連ねてみたけどまだまだ見落としている原作とアニメのいいところが
たくさんありそうな感じがしているのでちょくちょく見直していきたいなと思います。

アニメの円盤が欲しい…

blu-ray

やはりどうしても欲しくなってしまうフルパワーグリッドマン…

gridman