MacでArmosをビルドしたときのメモ

MacでArmosをビルドするの巻

Tanitta(teitter : @trit_techne)さんがD言語で制作したクリエイティブコーディングのフレームワークことarmosをMacでビルドするためのメモ書きです。

素敵なフレームワークを作って公開していただきなおかつビルドにあたって、超初心者の私をサポートしてくださったTanittaさん、ありがとうございます。

私の試した環境

  • マシン : MBP15inch retina 2014mid
  • OS : OSX El Capitan 10.11.6

最初の準備

  • homebrewの導入
  • D言語コンパイラの導入

必要なものの導入手順

1.D言語環境設定

D言語のコンパイラは本家のサイトからDLしてインストールする。https://dlang.org/download.html#dmd
dmg形式でクリックすれば勝手にインストールされる。homebrewからDLするよりか最新のものが入るのでバイナリからインストールするのがよい。

2.homebrewの導入

プログラミングを嗜むMacユーザーは大体知ってるhomebrew、まだ使ったことが無い方はこの機会に入れてみよう。
http://brew.sh

    /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

ターミナルからコマンドを打てば勝手にインストールされる。時間がかかるけどしばらく待てば大丈夫。

3.armosのDL

tanittaさんのリポジトリをDLすれば大丈夫。
https://github.com/tanitta/armos/tree/master
開発専用のフォルダをこしらえてgit clone!!あるいは、お好きな場所にダウンロードする。

上記の四つで必要なものの調達と大まかな環境構築ができた。

次の手順でbrewから必要な依存ライブラリをインストールする。

4.homebrewからdubをインストールする。

dubはD言語のパッケージ管理やプロジェクト生成、ビルドを行ってくれるツールである。

    brew install dub

をターミナルでタイプしてあげればインストールできる。

5.homeburewからglfwとfreeimageとliboggとlibvorbisとassimpインストールする。

armosのビルドするにあたり必要不可欠なライブラリ一式をインストール。
入れてないとエラーで落ちてしまうのでbrewから必ずインストールする。
※2017年2月18日追記 これらのインストールの際にXCodeが古いというアラートが出ると正しくインストールされないのでその際にはXCodeを最新のものにアップデートする必要がある。

    brew install glfw freeimage libogg libvorbis assimp

これで必要なものが揃った。あと一息だぞ!!

6.dubにarmosのライブラリを登録する。

まずはarmosのフォルダのある場所を調べる。自分の場合はこんな感じになった。

    /Users/<your user name>/Documents/armosdev/armos

次にターミナルに以下のコマンドを入力する。

    dub add-local /Users/<your user name>/Documents/armosdev/armos

うまく登録できれば以下のようなアラートが出るはずだ。

    Registered package: armos (version: 0.0.3+commit.170.gc7b62a6)

ビルドまであとちょい!

7.ライブラリ全体のビルド

まずはターミナルを起動して

    cd /Users/<your user name>/Documents/armosdev/armos

てな感じでarmosのあるフォルダに移動する。
そして

    dub build

をターミナルに入力!
うまくいけば文字が大量出てきてbuildができるはず。
もしこの段階で何かエラーが起きた場合は、dubへの登録かdmdでのビルドがうまくいっていない可能性があるのでエラーログ等を調べておく必要がある。

8.exampleのビルドだ!!!

最後はarmosのexampleをビルドしよう。
これのためにこの手順を書いてきた。
長い道のりだったが気を抜かずに行こう。exampleからお好きなテーマを選んでビルドしよう!
ということで僕はimageを選んでみました。
ターミナルでビルドしたいexampleまで移動しよう。

    cd /Users/<your user name>/Documents/armosdev/armos/examples/image

そしてdub runを打てばbuildに少し時間がかかるが待てばアプリケショーンが立ち上がるはずだ。

ということでビルドした結果のキャプチャを下に列挙していく。
自分のコードを書きたい?
私もそう思ってるんだけどいろいろと理解しなければいけないことが
たくさんあるのでまたいろいろと勉強したら書きます。