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20160626横浜散歩 写真にうざいコメントを付ける編。

今年の三月に腰を痛めてしまいそれ以降は、一眼レフとレンズ三本みたいな構成で出かけると坐骨神経痛に苦しむようになった。
そんな私は超軽装備で写真が撮れるX70を手に入れて坐骨神経痛回避しようというアイデアを思い付いた。
キヤノンやニコンのAPSサイズの重量級一眼レフを持った人々に全く劣等感なくさくっと撮れる最高にクールなカメラ。
画質もT1に負けないぞ!

だがどんなにステキなカメラを持っていても梅雨には勝てない。
湿気はカメラの大敵。雨に濡れるのは嫌なのでおうちにこもる!!
雨の日は写真以外のことやろう。ほかの趣味とかRAW現像とか。

そんなある日ちょっとだけ晴れ間がのぞいた。
これは梅雨の晴れ間のお散歩記録である。

すべの写真はRAWで撮影してLrであとからフイルムシミュレーションして現像している。
なお、今回の撮影から互換品のフードことLH-JX70を使用している。
晴れ間の強い日差しから出るハレーションをどれくらい防いでくれるかは正直わからない、
違いを比較するような野暮ったいことはめんどくさいのでしない。ご容赦してほしい。

居酒屋さんの店先
石川町駅近くの居酒屋さん。招き猫の暖簾と酒瓶というありがちなオシャレフォト。イイ感じだ。

坂道
ここは絞り気持ちちょい開放寄せで、でも開放にしないで背景をスゥッと被写界深度の向こうにフェイドアウトというイケてる感じの画作りで。

ブラフ18番館ダイニング
もともと教会の司祭が住んでいたという住宅ことブラフ十八番館。テーブルウェアの花と花瓶の水が夏らしい彩を添える。
ここは午後の斜光が当たるハイライトを絶妙に飛ばして、ダークとシャドウの花と葉を持ち上げてやる。

ブラフ18番館サンルーム
ブラフ十八番館のサンルームに飾られた花。ガラステーブルに置かれた紫陽花、ここは四季の花が飾られる。
ガラスに反射した窓の向こうも背景として取り込む。あえて開放にしないでイイ感じに輪郭線を残す。そして丸ボケ新緑と紫陽花で梅雨のわずかな晴れ間をアピール。

ハレーション
フードをしてても真っ正面から受けた光はハレーションになってしまう。本当はもっとどかんともやを出したかったけど
表現的にしてみたかったのでこんな感じに仕上げてみた。一眼レフだと目を焼かれるからミラーレス機ならではやりやすさが
こんな時に発揮される。

外交官の家
洋館と花と青空というありがちでベタな写真。絞りF11というアグレッシブな絞り込みをやった結果よくわからない写真になった。
オシャレを狙った結果やりがちな失敗写真。

ベーリックホール1
元インターナショナルスクールの寮だったベーリックホール。この日は結婚式場として使われていたらしい。
ジューンブライド。人気がなくなって閉館間際の建物に飾られた紫陽花が傾きはじめた遅い午後の日差しにうつむく。
ここは、ひとつクラシッククロームのフイルムシミュレーションをかけて色を落とす。
ここは雰囲気重視でハイライトの光を思い切って抑え込んでやる。明瞭度もちょい下げて優しめの輪郭線で繊細さをアピールする感じで。

ベーリックホール2
洋館と花pt2どうしてもやりたくなるこの組み合わせ。花を撮るときはきれいなものを探すのが鉄則なんだけどそのあとにイケてる背景を探すという最重要課題が待ち受けている。実はそこが一番難しい
後付けの話だが右側の輪郭強めの丸ボケがイイ感じだ。

まだボーナスで買うカメラを悩んでるって?
大丈夫。X70があればどうにかなるさ。
社外品フードと組み合わせてどうにかそれっぽくすればイイ感じにかっこよくなるぞ。

シルバー ブラック

X70用の社外品フードLH-JX70を試してみる。

みなさんX70ライフを楽しんでいらっしゃるだろうか?
以前この記事でレビューやらアクセサリについて考えた。
当時はUNのアダプタでフィルターを取り付けて運用するという感じだったが先日こんな感じのものを見付けた。


なかなかイケてる。社外フード


超イケてる。純正フード
※写真をクリックするとアマゾンに飛びます。

えっと、純正のフードとそっくりなんです。それでいてお値段が半額以下というプアマンな私にとっては夢のようなプロダクト。
いかんせんお値段が3780円というのを見てあれこれ悩んでレジに持っていきました。ゲット!!
ということで買ったのでどんな感じかレビューします。

じゃん!!
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箱の写真がシルバーだからシルバーと思って手に取って開けてびっくり。ブラックでした。
やっちまった…色買い間違えたよ…だが返品とか交換とかしない。買ったものに文句はあんまり言わない。
ノーエクスキューズ。それが私のカメラ道

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開けると本体に取り付けるアダプタリングとフードが出てくる。この構成は純正品と全く一緒。外見も超そっくり。
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フード本体にはこのフードを扱っているJJCという会社のロゴと商品名ことLH-JX70というのがプリントされてる。

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まずは本体にアダプタリングを取り付ける。内側には黒のペイントが施されており乱反射防止のローレットが刻まれている。

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アダプタリングにはフィルターが取り付けられるようになっている。ここも純正品とまったく一緒!!いいね。ありがとう!!

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そしてここにフードをねじねじしてはめ込む。ねじの切削精度もそこそこイイ感じなので往年のニコンの金属フードを
ねじ山にはめる感覚と表現すればわかりやすいだろうか?微妙に背中がぞくっとくるあの雰囲気ね。

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シルバーボディは筐体の黒比率が高いので黒いフードを取り付けてもチグハグな雰囲気にならずいい感じに外した外観になった。
色は買い間違ったけど結果オーライってことにしとこう。
黒ボディでシルバーをつけたら結構きついミスなのでくれぐれもカラー指定は気を付けてほしい。
なお、写真を撮り忘れたけどフードには49ミリの突っ張って固定するタイプのキャップがはまるので前から使ってる人も
そのまま使うことができるので安心してほしい。

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この状態でカメララップに包んでショルダーバッグに放り込んで使った印象としては、厚みが増して邪魔になるような印象はなかった。

調べてみるとこのJJCという会社、写真用品を作っている会社らしい。
フード以外にもいろいろな製品を作っているようだ。
会社のオフィシャルサイトは見付けられなかったけどいろんなお店で扱っているらしい。

ということで駆け足でまとめる。

  1. ステキポイント
    • 純正と超そっくりな設計
    • 誰もが手を出しやすい価格
  2. 弱点
    • ねじ山の精度が若干スムーズさに欠ける。これはあくまで主観。
    • フードにプリントされた商品名が結構でかいのとあんまりかっこよくない。
    • 商品の箱にプリントされている商品がシルバーのみなのでブラックとシルバーを買い間違える可能性がある。←お前の確認不足だろ!!

    X70の純正フードが高くてあきらめてた人には超おすすめの一品なのでぜひ手に取って試してほしい。

    次回は、ちょっくらこのフードを付けたX70で撮った写真を載せてみたいと思う。

まだフードなしで撮ってる?
さあさあ、買っとこう!
プアマンズフードを取り付けて仲間になろう!!

シルバー ブラック

100円ショップのハケでカメラを掃除する

カメラを所有するものにつきまとう課題。
それはカメラ掃除だ。
レンズの清掃、フィルターの清掃、センサーの清掃。
カメラ道は常に汚れに苦しむという苦行の道のりであることを皆さんは知っているはずだ。
そして苦行をともに戦うステキな品々も同時にご存じだと思う。

  • シルボン紙
  • ハンドクラップ
  • 無水エタノール
  • レンズペン
  • Fujin
  • ブロア
  • マイクロファイバーのクロス
  • 防湿庫

あれこれお手入れグッズを買おう。週一度だけしか使わないカメラ様のために買おう。
お手入れしよう。なでなでしてにやにやしよう。
そうとも、みんなでキモい変態カメラ野郎になろう!!

あれ、なんか一つおそうじグッズを書き忘れた気がするぞ。
あ、そうそうハケだハケ。
カメラには常に埃やチリが襲い掛かる。持っている人は誰もが知ってると思うが奴らは屋外にも屋内
にもいて四六時中虎視眈々とカメラを狙っている。
けっけけ、ペタ!とカメラに張り付きやがる。
そうだ。悪い奴らめ!と、言いながらブヒュブヒュ!とブロアで吹けばたいていのやつらは飛んでいく。
ところがだ、中には飛んでいかないタフな埃もいる。
おのれ、にくい奴らめ!!
ようやくここで今日紹介するハケが登場する。

ハケ画像1

これは、なんとダイソーの画材コーナーで手に入るハケなの!!絵具とかニスぬるやつね。
カメラを掃除するハケに必要な条件は毛が繊細でコシがあること、いい感じのしなり。そして毛が抜けにくいこと!!
カメラを傷つけずにいい感じに埃を払い落としてくれることが絶対条件だ。
ハケ画像2

ダイソーのハケは個人的に会社の机の掃除に使っているんだけど一年以上使ってきた結果、
こいつカメラに使えるんじゃないか?ってなって試してみることにした。
通常だったらカメラ用品メーカーからいい感じのハケが結構出てるんだけど、
代用品スピリットっていうのかなんとなく試したくなってしまったわけである。

ハケ画像3
毛並みはいい感じにそろっていてそれなりにコシもある。
開けたてだと抜けやすい毛があったりするのですこしほぐしてあげるといいかも。

意外と埃が入りやすいチルトモニタの裏側こういうところもさっさか掃いておけばいい感じにきれいになる。
ハケ画像4

レンズもカメラバッグに入れると意外と埃やチリがついてしまう。
レンズキャップの隙間とかレンズフードを取り付けるための金具回りとかも意外とつきやすい。
複雑な形状なのでブロアで吹くのも意外と手間がかかる。なのでハケでささっと掃いてやる。
そしたら結構きれいになる。百円ショップのアイテムでここまでできるのだ!!
ハケ画像5
ハケ画像6
と、まあだらだら書いたけどハケを買ってカメラ掃除をしようという話でした。
とくにボディの細かいところとかマウント回りはきれいにしておくとレンズ交換時にゴミがミラーボックスや
センサーユニットに飛んでいくのを防ぐことにもなる。だから掃除は大事なのだ。
ということでカメラ掃除用にハケを買おう。

エツミ
やはり安定のエツミのハケ。持ってないけどカメラバッグに一つは入れておきたい。


CURAシリーズのハケ。熊野筆をベースにカメラ用に毛をブレンドしてあるらしい。やっぱり一本機材箱に入れておきたい。ほしいほしい…