設定にあたっての前提条件
ハードはRaspberry pi 2 model B+
設定するOSはRaspbian Jessie
Raspberry pi をHDMIモニタ、キーボード、マウス、WiFiドングルに接続した状態にする。
※自分の場合はWiFiドングルはこちらを利用
BUFFALO 11n対応 11g/b 無線LAN子機 親機-子機デュアルモード対応モデル WLI-UC-GNM2
自宅のWiFi状況を確認する
Raspberry piをWiFi接続する際は、環境によって設定方法がかわるので注意が必要。
必ず以下をチェック
- 接続機器のMACアドレスフィルタリングをしているかチェック
- WifiのSSIDはステルスモードになっているかチェック
Raspberry piのWiFiを設定
自分の場合は1と2の二つともYesだったので以下のようになった。
2がNoの場合は1を設定してからからあげさんのブログへGO!(WiFiセットアップのところ)
1.自宅WiFiルーターにUSB WiFiドングルのMACアドレスを教える。
WLI-UC-GNM2の場合は本体の側面にMACアドレスが刻印されているので簡単にわかる。
製造番号とかも書かれていて紛らわしいので間違えないように注意すること。
これで最初の準備が完了
2.WiFiのSSIDがステルスになってる場合の設定は少々めんどくさい。
まずはSSIDとパスワードを確認しておく。
続いて、Raspbianのターミナルを起動して、
sudo wpa_passphrase SSID パワスワード
と入れて実行してやると…
network={
ssid="EXAMPLE"
#↓平文のパスワード、ここの部分は他の人から見られると不都合なので消しておく
#psk="EXAMPLE00"
#↓暗号化されたパスワード
psk=9d4bc9c331f6585bf84e10cacfc2c8457aa747aadaee3f95ff33dc1b5535db40
}
こんな感じで程度設定ファイルに書く内容を作成してくれる。
あとはこの設定内容をleafpad(テキストエディタ)を使いネットワークの接続設定ファイルに書き込んであげる。腕に覚えありな方はターミナル上で編集できる備え付けのnanoやvi、emacsなどお好きなエディタでやればいいと思う。初心者の人はleafpadを使えばマウスの操作でコピペや保存ができるので安心して操作できると思う。
sudo leafpad /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
とコマンドをうってやり、leafpadが起動して設定ファイルが表示される。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="EXAMPLE"
psk=9d4bc9c331f6585bf84e10cacfc2c8457aa747aadaee3f95ff33dc1b5535db40
scan_ssid=1
}
leafpad上で上記のように編集してやる。scan_ssid=1をつけることで自分からステルスになっているSSIDを検索して接続するというオプションを有効にすることができる。
この設定ファイルを保存した後に再起動してあげればWiFiに接続しにいってくれるはず。
再起動するにはターミナル上で
sudo reboot
と叩いてあげれば良い。
再起動が完了したら
startx
を叩いてxwidowを動かしてやり、ブラウザーでインターネットへの接続ができるかどうかチェックをすれば良い。
自分が設定をするにあたり参考にさせていただいたページはこちらです。
※2016年8月14日修正
sudo wpa_passphraseのところで脱字があったのを修正しました。
間違いに気づかずにすいませんでした。