つい最近Nikon Dfというカメラを中古で手にいれた。
適当感満載の当ブログでは当然Dfの解説をしない。使用レンズの外観をドヤ顔で掲載するような手間も惜しむ。
そうさ。怠け者だからさ。
というわけで今回使ったレンズをこちらに紹介する。ニコン公式でこのようなドキュメントが出ているのはありがたい。
http://www.nikkor.com/ja/story/0044/
興味のある方は読んでほしい。ちなみに私は読んでいない。
最初に断っておくとカメラやレンズについてさっぱり無知なままこのブログを投稿する。
基本的に撮った写真はLrでレンズ補正と現像段階でハイライトとかシャドウ、彩度などをいじって私好みの風合いに変えている。なのでカメラが受け止めたNikkor-S Auto 50mm F1.4の風合いを忠実に表していないということをご承知おきいただきたい。
クリックすると拡大できるよ!
1-1000 秒 (f – 1.4)ISO 100
やはり大口径レンズ、まずは開放といこうじゃないか。
1962年に設計されたレンズらしい。それでもこんな画が撮れるなんて!
1-60 秒 (f – 4.0)ISO 100
横浜公園で出会ったわんちゃんたち。
飼い主の方がおやつを見せてハイテンションになった所を撮らせていただきました。飼い主の方はとっても優しい方で見ず知らずの私が写真を撮るのに協力してくださいました。ありがとうございます。
ピントの山が来た場所は毛並みの一本いっぽん丁寧にディテールがわかる。そして山から遠ざかる場所はふわふわと仕上げる。すばらしい。
1-125 秒 (f – 2.8)ISO 400
横浜開港資料館の外壁。
1931年に英国領事館として建てられたという本建築。毎回撮影に挑むもいい画が撮れずに撃沈する。この写真もやはり…
1-125 秒 (f – 8.0)ISO 400
大桟橋近くから撮った夕焼け。この写真からカメラを右にずらせばランドマークタワーでも夕焼けが撮りたい。だからこの写真。
夕焼けを背にした建物の手すりが光のにじみでぶっ飛んだりせず綺麗に描かれる。センサーのおかげかレンズのおかげかは自分にはようわからんけどなんだか見ていて素敵だ。
1-60 秒 (f – 1.4)ISO 400
大桟橋のくじらの背中ではクリスマスの準備が行われていた。
控え目に飾られたクリスマスツリーを撮ってみた。開放ではレモン型の口径食が出る。そして口径食を拡大するとすこし色収差がでてくる。それでも現代のレンズに負けない、あるいはさして変わらないレベルなんじゃないかな?
1-30 秒 (f – 4.0)ISO 400
なんとなく彩度をゼロにしてモノクロにしてみた。
拡大してみると建物内部の様子も細かく破綻なく描き切れているのがわかる。
1-60 秒 (f – 2.8)ISO 400
ピントの合う範囲は点光源は丸く。
すこし外れると楕円に。
やがて七角形の描画に変わる。
書いていて知識もなくレンズを説明する言葉もなくなってきた…
1-60 秒 (f – 2.0)ISO 800
1-60 秒 (f – 2.8)ISO 800
撮った写真をみて思うのは逆光や開放時のハレーションはやはりオールドレンズだとわかる。それでも好条件が揃った環境で撮った写真をみると正直、現代のレンズとの比較を見せられても見分けられる自信は自分にはない。というかそれだけの経験も腕前もない…
マニュアルレンズの絞りリングをカタカタ動かして操作する感覚やDfならではのシャッタースピードダイヤルをコリコリ動かしながら写真を作っていく感覚はやっぱり格別なものがある。
中古屋さんで状態が良いものが1万円くらいで転がっているので皆さんも気が向いたら試してみてはいかがだろうか。