やったこと
さくらのレンタルサーバー(スタンダードプラン)で自分が書いたPythonのプログラムを用意し、決まった時間に実行することでつぶやくTwitterbotをつくってみました。
ちなみに、自分のTwitter用のPythonプログラムが無いよっていう方はこちらを見てもらうといいかも。簡単につぶやけます。デベロッパー登録についてとかもメモ書きしてあります。http://frontier-of-curiosity.org/wordpress/2015/08/29/twythonで遊ぼう%E3%80%80その1/
ここからはターミナルを使ってサーバーにSSH接続して作業します。
Twythonをサーバーにインストールする。
サーバー上でPythonを実行する環境は整っているんですが、外部のライブラリを使うための準備が必要となります。ということでPythonように便利なTwitterライブラリのTwythonの力を借ります。手持ちのパソコンだとeasy_installですぐインストールできてしまうのですがレンタルサーバーだと勝手が違うようです。ということで頼れるサイトはこちらです。
http://emptypage.jp/notes/sakura-python.html
1 ライブラリ用のディレクトリを作成する
最初にターミナルから下記のように自分のローカル環境用にライブラリを置く場所を用意してあげます。ターミナルから以下のコマンドを叩きます。
mkdir -p ~/.local/lib/python2.7
することこんな感じになります。
/home/自分のオリジナルドメイン/.local/lib/python2.7/site-packages/(※このディレクトリにライブラリのパッケージがいろいろインストールされる。)
2 easy_installのための設定ファイルを用意
.pydistutils.cfg という名前をホームディレクトリに用意することでeasy_installにどこにライブラリをインストールすればいいかを教えてあげます。これはviかemacsで作ってあげれば大丈夫です。
[install]
user=1
3twythonをインストールする。
さくらのレンタルサーバーではsudoが使えないみたいなので以下のようにしてインストールします。面倒なことはすべてパッケージ管理ソフトがやってくれます。
easy_install twython
インストールがうまくいけば、ターミナルからの作業は終了です。
ここから先は、さくらのコントロールパネルでの作業です。
サーバーにCRONの設定を教えてあげる。
http://shantiworks.info/2012/07/15/さくらインターネットレンタルサーバでcron設定を/
1自分の作ったプログラムのディレクトリを控える。
/home/自分のドメイン/~自分のプログラムが置いてある場所
2レンタルサーバーのコントロールパネルにアクセスしてCRON設定を開く
実行コマンドのところにパスをいれます。自分の場合はpythonなので以下のようになりました。
cd /home/自分のドメイン/~自分のプログラムが置いてある場所 ; /usr/local/bin/python 自分のプログラム.py
3実行の時間を指定してやる
CRON設定は日時やタイマーを細かく設定できるのでbotを発動したい時間とかを設定してあげればいいと思います。
僕は、Yahoo.comから天気予報を使って毎朝つぶやくbotを作りました。毎朝Twitterのチェックと天気のチェックが両方できてしまうので結構重宝しています。
アイデア次第でいろいろな用途がものができると思いますのでさくらのレンタルサーバーやっている皆さんも是非試してみてください!